
マーガリンが体に悪いと言われているのに、なぜ日本で販売されているのか?健康が最大の資産となる人生100年時代、特に40歳を過ぎると、がんや糖尿病、腎臓病のリスクが高まります。国立がん研究センターのデータでは、40~49歳のがん患者数は30~39歳の3倍以上に増加しています。今回は、産業医で内科医の森勇磨氏の書籍『40歳からの予防医学 医者が教える「病気にならない知識と習慣74」』から、一部内容を紹介します。
● マーガリンが体によくない理由
マーガリンは多くの人が朝食で使用しますが、アメリカでは「トランス脂肪酸」が理由で販売が禁止されています。このトランス脂肪酸は、クッキーやドーナツ、ファーストフードにも含まれ、健康に悪影響を及ぼします。具体的には、トランス脂肪酸の摂取によりLDL(悪玉)コレステロールが増加し、HDL(善玉)コレステロールが減少します。この変化は、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす「動脈硬化」の進行に繋がります。さらに、1日のエネルギーの2%をトランス脂肪酸から得ると、心臓病リスクが16%増加するデータもあります。マーガリンは「人造バター」として販売され、植物油から作られるため、動物性脂肪のバターよりも「健康に良さそう」というイメージが広がりましたが、実際はその逆です。
● 日本での規制はなぜ緩いのか?
日本では、トランス脂肪酸に関する規制は緩く、含有量の表示も義務付けられていません。厚生労働省は「日本人の平均摂取量はエネルギーの0.3%程度で、健康に問題ない」とし、「海外と違って日本人は普段から大してトランス脂肪酸を摂取していないから、規制しなくてもいい」と説明しています。一部の企業はマーガリンからトランス脂肪酸を減らす努力をしていますが、現状では表示義務がありません。
少なくとも「マーガリン、ショートニング、ファーストフードなどトランス脂肪酸が含まれる食品を食べすぎないようにする」という対策は確実に行うようにしましょう。
● マーガリンが体によくない理由
マーガリンは多くの人が朝食で使用しますが、アメリカでは「トランス脂肪酸」が理由で販売が禁止されています。このトランス脂肪酸は、クッキーやドーナツ、ファーストフードにも含まれ、健康に悪影響を及ぼします。具体的には、トランス脂肪酸の摂取によりLDL(悪玉)コレステロールが増加し、HDL(善玉)コレステロールが減少します。この変化は、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす「動脈硬化」の進行に繋がります。さらに、1日のエネルギーの2%をトランス脂肪酸から得ると、心臓病リスクが16%増加するデータもあります。マーガリンは「人造バター」として販売され、植物油から作られるため、動物性脂肪のバターよりも「健康に良さそう」というイメージが広がりましたが、実際はその逆です。
● 日本での規制はなぜ緩いのか?
日本では、トランス脂肪酸に関する規制は緩く、含有量の表示も義務付けられていません。厚生労働省は「日本人の平均摂取量はエネルギーの0.3%程度で、健康に問題ない」とし、「海外と違って日本人は普段から大してトランス脂肪酸を摂取していないから、規制しなくてもいい」と説明しています。一部の企業はマーガリンからトランス脂肪酸を減らす努力をしていますが、現状では表示義務がありません。
少なくとも「マーガリン、ショートニング、ファーストフードなどトランス脂肪酸が含まれる食品を食べすぎないようにする」という対策は確実に行うようにしましょう。
ダイヤモンド・オンライン
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コメントまとめ
一昔と違い現在はマーガリンよりもバターにトランス脂肪酸が多く含まれます。
ではなぜマーガリンだけ叩かれるのかと云うと、アメリカの畜産業界がマーガリンが売れるとバターが売れなくなると考えマーガリンを敵視している為です。
マーガリンもバターも食べ過ぎは良くないですし、これは食べるもの全てに言えることです。
食事は腹八分、ほどほどに、偏りなくバランスよく、を心掛けるべきだと思います。
ではなぜマーガリンだけ叩かれるのかと云うと、アメリカの畜産業界がマーガリンが売れるとバターが売れなくなると考えマーガリンを敵視している為です。
マーガリンもバターも食べ過ぎは良くないですし、これは食べるもの全てに言えることです。
食事は腹八分、ほどほどに、偏りなくバランスよく、を心掛けるべきだと思います。
- コメ主の言う通り、何でもバランスよく、食べ過ぎないのが一番大事だと思う。ただ、このコメントだとバターがアメリカの忖度で悪者になりかねない。
まず、マーガリンはトランス脂肪酸が1/10程度になり、安全性は確保されている。次に、バターはマーガリンの影響で数値が高くなっているが、健康との因果関係が問題視されるのは人工的なトランス脂肪酸。バターは天然由来だから健康への影響は小さいと言われており、最近では調査対象から外れている。
今はバターもマーガリンも、そこまで問題視しなくても大丈夫な範囲だと思う。 - 科学に対して陰謀論で対抗はよくないですね。マーガリンに含まれるトランス脂肪酸は、人工的に脂肪酸に水素を結合させ、代謝されにくいエライジン酸などが多く含まれますが、バターに含まれるトランス脂肪酸は、共役リノール酸などのruminant trans fatです。(二重結合位置が違う)両者では健康リスクは大きく違います。
菓子作りが趣味でない限り、ショートニングを常備している日本人はいないだろうけど、アメリカでは結構使われているんだよね。
以前、アメリカ人の同僚の家でフライドチキンを食べたとき、サクサクの揚げ上がりを褒めたら、「コツは特になくて、ショートニングで揚げればこうなるよ」と教えてくれた。ファストフードのフライドポテトがカラッとしているのもショートニングの効果だよね。
さらに、ショートケーキやショートブレッドの「ショート」もショートニングから来ているから、その普及ぶりはすごい。日本人はトランス脂肪酸をマーガリンだけ気にしていれば済むけど、欧米人は普段からの蓄積が大きいと思う。
以前、アメリカ人の同僚の家でフライドチキンを食べたとき、サクサクの揚げ上がりを褒めたら、「コツは特になくて、ショートニングで揚げればこうなるよ」と教えてくれた。ファストフードのフライドポテトがカラッとしているのもショートニングの効果だよね。
さらに、ショートケーキやショートブレッドの「ショート」もショートニングから来ているから、その普及ぶりはすごい。日本人はトランス脂肪酸をマーガリンだけ気にしていれば済むけど、欧米人は普段からの蓄積が大きいと思う。
- 日本人なら味噌汁や漬物、煮物などで塩分を欧米人より多く摂っていて、そっちの方が危険なので食塩相当量の記載が行われている。
ただ、食習慣は人によって全然違う。和食中心の人もいれば、菓子パンが主食みたいな人もいる。
なので体に悪いと分かってるんなら表示した方がいいと思うなあ。 - 米国の正義ってそれぞれ独立していて、「油脂の少ないが売りの菓子には砂糖がたくさん」、「砂糖の少ないが売りの菓子には油脂がたくさん」。
一点だけ見てそれが正しいとかないと思う。マーガリンを敵視しているが、米国ではショートニングや菜種油はドバドバ使っているんだから、何に関しても「適度」ってものがあると思う。
素人なので、数値が正しいかは分からないけど、記事にするなら、科学的アプローチで掘り下げても良かったのでは?
大企業が絡むから難しいでは納得がいかない。大企業だからこそ社会的影響が大きく、責任も大きいはず。
大企業が絡むから難しいでは納得がいかない。大企業だからこそ社会的影響が大きく、責任も大きいはず。
- 一般的に食べられている食べ物で「○○は危険」と言う記事は、大体胡散臭いと思っておけばいい。書いているやつは大体スピリチュアルかアルミホイルの人たちだ。
こういう一般的な食べ物は、正常な人が常識的な範囲内で食べていれば問題ない。油も調味料も添加物も、一生食べ続けても問題がないことを前提に基準を設けている。
マーガリンなんて大した量食べないし、いつも食べてる脂っこいラーメンや揚げ物の頻度を減らしたほうがよっぽど健康に効果的だと思う。 - そもそも、日本のマーガリンのトランス脂肪酸の含有量を書かず、バターとの比較もない時点で、記事としては不合格だと思う。企業がどうたら言ってるけど、学術的な裏付けがなければ扇動に過ぎないよね。
元々、日本のマーガリンはトランス脂肪酸が少なくて、米国に比べて平均20%程度なんだよ。
しかも、マーガリンにはバターよりトランス脂肪酸が少ないものも結構ある。これは日本では乳製品メーカーが作ってるのが多いからで、海外だと化学油脂メーカーが作ってることが多いから、マーガリンがバターより多いとは一概に言えないんだよね。
だから、乳製品メーカーのものを選べばいいし、さらにトランス脂肪酸は熱で変化するから、フライドポテトとかドーナツみたいな揚げ物を控えた方がいいってことだよ。
しかも、マーガリンにはバターよりトランス脂肪酸が少ないものも結構ある。これは日本では乳製品メーカーが作ってるのが多いからで、海外だと化学油脂メーカーが作ってることが多いから、マーガリンがバターより多いとは一概に言えないんだよね。
だから、乳製品メーカーのものを選べばいいし、さらにトランス脂肪酸は熱で変化するから、フライドポテトとかドーナツみたいな揚げ物を控えた方がいいってことだよ。
- アメリカ人はパンの重量よりバターの重量の方が多そうだもんねw
調味料程度にしか使わない日本とは比べ物にならないかもw
だが、含有量の表示義務くらいはするべきかな?
あくまで選択するのは消費者って意味でも。 - アメリカ人のホームパーティに招かれて料理を手伝っていたら、マッシュドポテト用に茹でたジャガイモのお鍋に、開封したてのバターの塊をそのまま放り込んでいた。バターたっぷりは美味しいけどさ、感覚が日本じゃとは桁違い。
日本人は元々トランス脂肪酸の摂取が少ないから、偏った食べ方をしなければ問題ないってのが一般的な見解だよね。
さらに、メーカーの努力で今のマーガリンはバターよりトランス脂肪酸が少ないってデータもある。
ただ、トランス脂肪酸の過剰摂取は冠動脈疾患のリスクを上げると言われてるけど、バターに含まれる天然由来のトランス脂肪酸はそのリスクが低いとされてる。
何にせよ、安くて柔らかくて使いやすいマーガリン。偏って食べなければ、日本人には特に問題ないと思うよ。
さらに、メーカーの努力で今のマーガリンはバターよりトランス脂肪酸が少ないってデータもある。
ただ、トランス脂肪酸の過剰摂取は冠動脈疾患のリスクを上げると言われてるけど、バターに含まれる天然由来のトランス脂肪酸はそのリスクが低いとされてる。
何にせよ、安くて柔らかくて使いやすいマーガリン。偏って食べなければ、日本人には特に問題ないと思うよ。
- 味の素が叩かれているのと同じ匂いがします。
50年以上生きているが、マーガリンも味の素もそれが原因で体調を崩した人間なんて見たこと無いぞ? - マーガリンだけと思ってる人多すぎ
何にでも入ってる植物油脂もトランス脂肪酸なのに

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